心身に現れる不調は更年期障害の可能性アリ|症状を知って早めに改善

脳の良性腫瘍

男性

経過観察でいい

髄膜腫は脳腫瘍の一種で、脳を包んでいる髄膜から発生します。脳腫瘍の中では最も多い良性腫瘍です。症状が出ることはあまりなく、近年は脳ドックの普及で無症状のまま発見されることが増えています。無症状の場合は特に治療の必要はなく、経過観察してさしつかえのないものです。髄膜腫は良性腫瘍なのでほとんど大きくならないものもあり、転移もしません。ただ、徐々に大きくなって脳を圧迫すると症状が出てくることがあります。症状は髄膜腫ができている場所によって様々で、吐き気、嘔吐、頭痛、記名力低下などのほか、ふらつく、運動麻痺、けいれん発作などが起きます。視神経を圧迫すると視力障害や視野障害、聴神経を圧迫すると聴力障害、三叉神経を圧迫すると顔面の痛みやしびれたりが出たりします。

手術が必要になる場合

症状が出ている場合は手術を考える必要があります。これらのことから、無症状で発見された場合にも早めに手術をしておいた方がよいと考える医師もあります。腫瘍が小さい間に手術しておいた方が手術が簡単で後遺症も出にくいということからです。無症状の髄膜腫の治療についてどうするべきかは、セカンドオピニオンの意味から複数の専門医の意見を聞き、よく考えて決定するのが大切です。手術は腫瘍が小さいものであっても切開しますから、必ずなんらかの影響は出ます。さらにできている部位によってはかなり難しい手術になります。そのため、症状がある髄膜腫であっても、手術ではなく放射線治療を選択する場合もあります。このときは、ガンマーナイフ、サイバーナイフといった定位放射線治療をおこないます。治療成績は腫瘍のできている場所によって左右されます。腫瘍を摘出したら病理検査をおこなって悪性度を診断し、その後の治療方針が決まります。